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★負の肯定 [クレヨンしんちゃん]
こんにちは。
最近全くクレしん見てないんだけどw
久し振りに思った事を書いとこうかな。
相変わらずまとまりなく長いよ(・ω・)
最近思ったのは、自分はたまたま好きになった物がクレヨンしんちゃんであったという事。
自分は盲信的にクレシン全てが好きでは無く、
映画マニアでもアニメマニアでも無く、
臼井さん・本郷さん・原さんマニアでもありません。
ここで言うマニアって言うのは、リスペクトであり詳しくなにより好きであるって意味です。
マンガやアニメや映画の詳しい技術や専門知識も知らないし、
関係者の詳しい経歴や今の仕事状況も知らない訳で、
そういう詳しくマニアな人達には自分は到底及ばないと思ってます。
自分が好きとか嫌いとか感じるのはあくまで個人的な主観で
客観的な批評でも、ましてや今の子供がどう思ってるかなんてどうでもいい事でw
更にはクレヨンしんちゃんが今後発展する為にどうすればいいかを考えてる訳でもありませんw
むしろなんで人気の内に終わってくれなかったかと思ってるし(・∀・)
あくまで自分のクレシン好き度は感情論と思い出補正に過ぎない。
ただ、子供の頃クレしんが大好きだった事は事実で、その時見た感情は
大人になった今考えた事より本能的にクレシンの何かに魅力を感じてたんだと思う。
じゃあそれが何だったのか?を自分は知りたい訳です。
自分は下品で可愛いクレシンが好きだった。
正直云うと、大爆笑はしないけど予想外で吹く感じ。
根底に流れる絶対に裏切らない愛や和み。
大人や世の中へのちょっとした風刺やブラックユーモアな要素。
批判されない無難な国民的アニメの感動ストーリーなんてどうでもいいんだよね。
感動はするものであってさせるものじゃない。
もし自分が昔のクレシンを作ってたら間違いなく
理想的な家族?国民的アニメ?そんなレッテルいらねーんだよ。
PTAもっと盛り上げなさい!なんて思うけどw
なんていうかなー
家族愛?友情?バカ言うな。そんな事考えてねーよ。
恥ずかしい事言ってないで子供は黙って何も考えずに笑ってろ!
‥‥けど本質的な事に気付いてるよね?みたいなw←銀魂?w
今になって考えると
しんのすけは下品で人に迷惑ばっかかける生意気なガキ。
みさえはだらしなく子供や夫に暴力を振るい夫に内緒で
自分の高級な物ばかり買うお気楽主婦。
ひろしは‥ひろしは‥‥頑張ってるか。
思い付く負の部分を少し書いたけどさ。
こうゆう負の部分に目をつぶり正の部分を過剰に持ち上げるのでは無く
負を見つめた上の正の肯定こそが野原家の愛だと自分は思うんだ。
生意気で振り回されてばかりだけど愛おしい。
暴力的でぐうたらでケツデカだけど愛してる。
女好きで足臭いけどいつも頑張ってくれてありがとう。
こうゆう感じがクレしんの良さであり現実と親近感を出す
クレしんの戦略と魅力だと自分は思う訳です(・ω・)
だからね、下品で生意気なクレしんが嫌いな人の気持ちは分からなくもないけど、
こんな良心的なアニメなのにって持ち上げれる人は逆に信用ならないw
まぁ原さんのクレしん見て育ったら仕方ないんだろうけどねー
ただ臼井さんのクレしん以外の作品を見ればわかると思うけど、
確実に臼井さんはファミリー向けの国民的マンガを描く作風では無かったはずw
中学生以上のエロくて下品でくだらないwだけどなんか愛あるそんな作風だったと思うんだ。
今のクレしんが楽しくて楽しくて仕方ないとか思ってる人いるのかな?w
見ている人全てに100通り、1000通りの感想があると思うけど、
つまらない部分に目をつぶって好意的な事を言い、醜態さらし続ける事の方が
自分はクレしんの為にならないと思うけどなぁ(・∀・)
終わっていればあのテレビは面白かった。あの番組は伝説だった。
なんて楽しい思い出話になったのに。まぁ、懐古厨の戯言だと思ってくれればいいけど。
クレしんの変化した理由は色々あるんだけど、
その一つには確実に監督が変わった事に起因すると思う。
(勿論今もスタート当初から携わってる人いるけどね…)
アニメクレシンを語る上で欠かせないのはやっぱり
『本郷みつる』『原恵一』と言う2人の監督。
その後の監督やクレシンについてはこれは次世代の子供に委ねればいいし
評価が良くも悪くも正直興味ありません。
自分が好きなクレシンはやっぱり本郷みつるが作ったクレシンであり
そしてそこに欠かせない存在である原恵一はやっぱり無視出来ない。
そしてこの2人を語る上で欠かせないのは
シンエイ動画、藤子さんの存在、とりまくスタッフの存在も深く関わってると思います。
クレしんがここまで監督の違いでまるで一貫しないアニメw
になったのはこれは2人の経歴とスタンスの違いが影響してて
それがその後の監督さん達にも影響してクレシンアニメのスタンスが
確立したんじゃないかと自分は思ってます。
本郷さんは94年の同人誌のインタビュー時から分析されるのを嫌がってるけど
自分はクレシンから解放される為に分析しまーす(・∀・)!
あくまで雑誌や資料見て何と無くわかったような気でいるにわかです。
先に謝っておきます。ごめんなさい。けどこの2人の違い結構面白いよ。
長々と前置きを書いたけど、ぶっちゃけ自分は
原恵一が作った大衆向けアニメのクレしんに異議を唱えたい。
だってずるいじゃん。今の30~50代は好きだったアニメは終わってて
楽しい思い出として心に刻めてるのに自分が作ったアニメは放置かよ?みたいなw
子供時代の思い出を思い出のまま終わらせてくれなかった事への反逆。
わかりやすく言うと大人帝国のケンの想いをそのままクレシンでやられたという屈辱。
あの映画はまさに自分にとって″大人″帝国の逆襲だった。
それが何故起こりそして何が平成の子供達に爆発的ブームを巻き起こし、
引き付けたクレシンの魅力だったかを自分なりに納得する為に書いてます。
正直クレしんの魅力は今更語らずとも自分は分かってるし、
実はオラの花嫁を契機に自分の中では一区切りついた部分もあって、
今更細かい事書く意味も無いし、こんな文才じゃうまい事伝えられないし
日本のこの危機的な状況でテレビがどうこうなんて事はどうでもいいんだけど、
どうせたいして誰も見てないという事で勝手気ままに書いてみます(・∀・)
そして大きな事を言うとこのクレヨンしんちゃんを取り巻くファン1つとってしても
日本の流れや感情とささやかながら密接に関係してると思ってたりw
という訳で次回から不定期に本郷みつる原恵一について検証していきたいと思いまーす(・∀・)ゞ
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